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銀行業務の基本原則

金融機関の業績はかねてより損益、株価のパフォーマンスおよびブランドの卓越性で測られます。過去10年の間、収益性の向上に伴い、当業界では目先的な事項を重視し、経営の方針や手続き、モニタリングについては積極的に仔細に検討しないという傾向が強まりました。「企業責任」および「サステナビリティ(持続性)」という言葉は金融サービス業界の本流ではめったに聞かれませんでした。

ここ2~3年の出来事により、そうした事態は劇的に変化しました。ディーリング・ルームのトレーダー、グローバル・アカウント担当の営業担当者(RM,リレーションシップ・マネージャー)、最高経営責任者、投資家、そして金融メディアはこぞって金融機関のサステナビリティを口にしています。政府や規制機関は方針の策定にあたり、金融サービス商品の経済的、社会的価値について、また、日々のビジネス活動が長期のリターンとどのような関係にあるかについて、質問をしています。

この問題の核心に触れるのが簡単なひとつの質問です。すなわち、銀行が永久に営業可能であることを保証するには何が必要であるか―という質問です。その質問に回答できるならば、私たちは営業を許され、取引企業やお客様の利益に奉仕するために自信を持って真剣に取り組むことができるのです。

本年、当行はシンガポールと香港の双方で創立150周年を祝いました。知り尽くしたマーケットでビジネスを営み、長きにわたって結びつきのあるお客様に対し徹底的に理解している商品を提供すること―それが私たちの戦略の核心です。当行の行員は当行は事業を営むコミュニティとの間で協力し合って業務に取り組んでいます。当行の行員の言動は、私たちの持続的なビジネスの進め方を裏付けるものです。

銀行業務の基本原則への注力が当行のサステナビリティ戦略の中心となるものです。当行は資本と流動性管理に対して保守的な手段を採用しています。当行は厳しいリスク管理体制を敷いています。当行は柔軟な原価基準を維持しています。こうした取り組み姿勢によって、当行のお客様に対しても、当行が営業しているマーケットに対しても長期にわたるコミットメントをお示しできるのです。それは、本レビューに要約されるすべての活動の裏づけとなっています。

銀行業務の基本原則と流動性、資本、リスク因子および原価基準の管理に対する当行の重点的取り組みの詳細については、当行の決算報告をご参照ください。

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2009年度年次報告