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責任ある販売

責任ある販売とマーケテイング

スタンダード・チャータード銀行においては、われわれは常に顧客の公正な扱いと当行の製品販売または当行のサービスのマーケテイングに対する責任ある取り組み姿勢こそ永続的な顧客関係維持のための鍵であると確信してきました。こうしたアプローチは当行の中核をなす文化と企業バリューと一致するだけではなく、持続可能なビジネスの開発にとっても重要なことであります。

未曾有の金融危機が金融機関に対する顧客の信頼感に打撃を与えたことは疑う余地はありません。業界全般を通じ、一部の投資家は不適切なリスクを伴う商品を販売されたことから、損害を蒙りました。その結果、世界中の多くの金融規制機関では責任ある販売とマーケテイングの問題が最優先すべき検討事項となりました。当行にとってこの動向は歓迎すべきものであり、各金融規制機関との共同作業を通じて顧客を不当な販売方法から確実に保護するためのセーフガードと方針の設定に取り組みます。当行のマーケットで新たに実施されるルールや規則を見守るとともに、採用して行きます。

代表的規制機関である英国の金融サービス機構(FSA)では、「顧客の適正な扱い」を、責任ある販売とマーケテイングに関連するビジネス原理の礎石としています。こうした展開は当行が長らく依拠してきた視点と相通じるものであり、当行ではこれを歓迎しています。

FSAでは顧客の適正な扱いの原則を支持するための6つのポイントを指摘していますが、当行では顧客の適正な扱いはこれらの基準を満たすことに留まらないと確信しています。それは従業員が当行に採用された日から始まります。まさにその日に、当行の企業文化を初めて体験し、先輩たちがお客様とのあらゆる取引に心から打ち込んでいる姿を目の当たりにします。顧客の公正な扱いはお客様の間に当行への忠誠心の芽生えを促進しますし、価値の創造と長期にわたる顧客関係維持の中心となります。これが真に持続可能なビジネスへの鍵であると確信しています。

ガバナンスについての適正な施策を導入し、経営情報を生かすことで当行の実績を確実に継続的に向上させます。当行が事業を行うマーケットにおいては、このような基準を持つことは現地の競争業者との差別化につながり、それによって当行が国際的基準に則った能力のある銀行であることを浮き彫りになります。

今回の金融市場の混乱の結果、銀行の責任ある販売とマーケテイングで大切なことは、いつ貸し出しを止めるかではなく、むしろいつ貸し出しを行うかであることがはっきりしました。金融機関がタイトな流動性の状況を経験しましたが、世界中の小規模の事業も資金借り入れの難しさを味合いました。今回の危機を通して当行は、貸し付けについては規律ある姿勢を堅持して、顧客のニーズに応える一方で適正な管理とバランスを維持しました。当行はまた、当行のホールセール・バンキング部門の取引先にはこの困難な時期を通して融資、取引ラインを提供してサポートしてきました。当行は市場環境の悪化と戦うべく厳しい決断を迫られる取引先に対し力を貸してきましたが、このことが取引先との間により強固で長期的な関係を育成するのに役立ちました。

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2009年度年次報告