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ガバナンス

当行の環境・気候変動戦略を全面的にサポートするのがグループ環境委員会(GEC)主導による強力なガバナンスのフレームワークです。当行のサステナビリティ(持続性)に対するコミットメントを明確な形に表し、その実践状況を管理します。そこでは役割と責任の概略が明確に記されています。

グループ環境委員会(GEC)は、当行のグループ管理委員会(GME)が指名する上級管理職レベルの委員会です。以下に示す各部門から選ばれた上級役員で構成しています。

  • 資産、リサーチ、保証部門(PRA)
  • コンシューマーバンキング部門(CB)
  • ホールセールバンキング部門(WB)
  • ガバナンス部門(Gov)
  • 法人不動産サービス部門(CRES)
  • グループ・テクノロジ&オペレーション部門(GTO)
  • サステイナブル・ファイナンスを含むグループ法人業務部門(GCA)
  • グループリスク部門(GR)
  • 人事部門(HR)

2010年にはさらに社外アドバイザー2人を迎え入れます。気候変動キャピタルの創設者であるアンソニー・ホワイト、WWF UKの淡水プログラム代表であるデイヴィッド・ティックナーの両氏で、エネルギーと気候変動、および水の領域で専門的な知見が提供されます。

GECは環境に関する課題の策定と実施に対する監督責任を有します。GECの重点活動を地域レベルで推進するために設立された国別環境委員会(CEC)のネットワークがGECをサポートしています。

環境・ガバナンス体制

各事業部門、各機能にはそれぞれ責任が割り当てられおり、こうしたガバナンス体制はサステナビリティに関する当行の戦略的判断を反映したものとなっています。この取り組みにより、組織全体を通じてスタッフに対するサポートが保証されています。

2009年度のグループ環境委員会(GEC)の出席状況と議案

会合日 出席部門 議題(通常業務以外)
PPA CB WB GTO HR GR Gov GCA CRES
1月30日

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  • 気候変動の科学と経済および法規制関係
  • 環境および気候変動に関する方針の策定
  • 2009年度行動計画の立ち上げ
3月6日

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  • 削減目標と資金調達に関するGTOの進捗状況レポート
  • 2009年度環境行動計画に対する進捗状況
  • 環境および気候変動に関する方針の策定
4月17日

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  • 水に関するリサーチ
  • スタッフの取り組み
  • 環境行動計画に対する進捗状況
7月1日

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  • 気候変動に関する訴訟リスク
  • 気候変動方針に関する折衝と当行事業に対する意味
  • 環境行動計画に対する進捗状況
18
9月

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  • 航空機での出張に関するアップデート
  • 環境および気候変動に関する方針の策定
  • 水に関するポジション・ステートメント – プレゼンテーション
  • 年次報告における炭素排出・温室効果ガス情報の開示、貸付活動の説明
3
11月

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  • 環境・気候変動戦略の更新
  • 環境行動計画に対する進捗状況
  • 2009年度サステイナビリティ・レビュー
11
12月

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  • 気候変動に関する折衝 - 予想される展開
  • セクター別ハイライト - アグリビジネスと船舶解体
  • ベストプラクティスの共有
  • 2009年度の反省と2010年度の計画

今年度の成果はコミットメントの正式発動と強化が中心

主な内容は以下の通りです。

  • 「環境・気候変動方針および手順」の策定
  • CB、WB、CRES、GTOなどの主要部門による包括的な環境活動計画に対する進捗状況の報告

ガバナンス・フレームワークを使用して、当行の考え方の中に環境上の配慮を盛り込むとともに、斬新なキャンペーン、商品、およびサービスの開発を通じて行動に影響を及ぼすためのいくつかの施策を実施しました。

数々の成功を享受しましたが、今年度に特に注目すべき事項は以下の通りです。

国別環境員会における重点的取り組み – マレーシア

当行で最も活発な国別環境委員会(CEC)のひとつがマレーシアの委員会で、確固としたガバナンス体制と、計画、監視、評価を通じて、環境保護に対する当行の姿勢を具体的に示す効果的な年間イニシアティブ・プログラムを実施してきました。 

ガバナンス

マレーシアの国別環境委員会のガバナンス体制は、プロジェクト運営委員会とプロジェクト作業委員という2つの小委員会で構成されます。

マレーシアのCEC小委員会で使用する参照用語

  運営委員会 作業委員会
機能 プロジェクト運営委員会(PSC)は、マレーシア

におけるスタンダードチャータードとその関連会社の環境イニシアティブを評価、計画、推薦、監督、および実施する中央調整機関で、お客様、メディア、コミュニティ、規制当局、およびベンダーとの社内・社外イニシアティブをその活動範囲としています。
プロジェクト作業委員会(PWC)は、マレーシア

でスタンダードチャータードとその関連会社の環境イニシアティブの実施責任を担う中央作業チームです。
会合の頻度 イニシアティブの評価、計画を制定、行動計画の進捗状況の評価のため、2カ月ごとに会合が開催されます。 PSCが設定した目標の達成、要件の充足のための行動を確認するため、会合は毎月会合が開催されます。
責務
  • 環境に関する全ての事項について、当行としてマレーシアにおいて一律的にベストプラクティス、継続的改善の方策を取り入れた状態を確保すること
  • 強力な環境認識プログラムを推進するとともに、環境に配慮した責任ある行動と企業文化をスタッフ全員の間で養うこと
  • マレーシアおよび当行の全子会社において当行の環境イニシアティブの実施を計画、制定、推奨、および調整すること
  • 予定されたすべてのイニシアティブが順調に推移し、了承されたスケジュール内に完了したかどうかを監視するとともに、その状態を確保すること
  • 当行の環境・気候変動戦略との整合性を確保すること
  • プロジェクトがスケジュール通りに実施される状態を確保すること
  • ビジネスパートナー、メディア、NGO、および規制当局に働きかけ、優れた環境プラクティスに関する認識を醸成し、推進すること
  • PSCが推奨したイニシアティブを実行に移すこと
  • すべてのイニシアティブの実施・進捗状況を報告すること
  • 問題と未解決事案をPSCに上申すること
  • イニシアティブに関するフィードバックと提案をPSCに提供すること
報告 委員会は、毎月の進捗状況報告書をマレーシアの国別管理委員会に提出し、必要に応じて追加の更新を行います。 毎回のPSC会合ごとに委員長が進捗状況報告書を提出します。

ロードマップ

環境キャンペーンを継続的に進めていくために、翌年のロードマップを策定します。このロードマップは、カントリー・チーフ・エグゼクティブに提示し、承認を受けます。今年度のロードマップは、以下に示す通り幅広い活動を網羅していました。

  • エネルギー削減目標
  • 各事業部門および支店における環境チャンピオンの選定
  • 学校課外キャンペーン
  • お客様間でのオンラインバンキングの推進

マレーシアCECの2009年度ロードマップ

活動 作業プログラム 目標期日 完了
国のエネルギー目標値 エネルギー目標値を設定する 2月 チェック
  • 電力消費によるCO2 排出量の10%削減
  • 電力消費によるCO2 排出量の10%削減
  • 紙の消費量の20%削減
環境チャンピオン 支店を含む全事業単位からの最優秀部門を選定する 2月 X
  • 支店の改編のため実施せず
従業員によるボランティア活動(EV) 従業員によるボランティア活動であるEVプログラムの推進により、スタッフ1人あたり最低1EVの100%実践を実現する 2月

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環境マスター講座 当行の全スタッフに役立つ4半期マスター講座の実施 4半期ごとに1講座が終了

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社内リサイクルキャンペーン リサイクルキャンペーン推進 2月

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「植栽(Adopt a plant)」キャンペーン スタッフに対する3回の植物販売会を企画 2009年に3度開催予定 6月と11月に開催
世界環境デー 世界環境デーにちなみ、6月に1週間の活動を準備 6月

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以下のような活動を展開しています。
  • 「植栽」キャンペーン
  • 「オフィスのエコ化(Green the Office)」キャンペーン
  • 「ノー・ビニール袋(No Plastic Bag)」デー
  • 「環境保護酵素(garbage enzyme)」ワークショップ
  • CO2 排出習慣撲滅(Kick the CO2 habit)キャンペーン
水消費量削減目標の設定 水の消費追跡と使用量の削減 3月 X
  • 適切な測定方法の欠如により実施されず
オンライン・バンキング&支払いプログラム コンシューマーバンキング部門での顧客向け紙削減キャンペーンを推進 2月

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  • 20%の削減目標を達成
学校課外プログラム 子供向けの環境教育プログラムを実施する 6月 X
  • 教育局からの支援が受けられなかったなめ、実行されず

2009年度の成果

マレーシアCECは以下の通り幅広いイニシアティブと活動を実施しました。 

マレーシアCECの2009年度の成果

終了したイニシアティブ 実施日
1. アースデー2009 3月
アースアワー・キャンドルプロモーション
アースデー・無買デー
タウンホール2009 - 当行スタッフがアースアワー・プログラムのサポートで署名
3月27日の午後5:00に、当行がフロア照明を消灯
全社規模でアースアワー体験を実践・共有するためのコンペを開催
アースアワー・プログラムへの参加者にロウソクを配布 - 3月28日の午後8:30にすべての照明を消灯し、ロウソクを点灯
両面印刷/プリンタの受信箱への印刷を設定して紙くずを削減
2. 世界環境デー2009 6月
世界環境週間:
植栽
環境保護酵素ワークショップ
・ノー・ビニール袋デー
・トラッシュ&トレジャー活動
・CO2排出習慣撲滅
クアラルンプールのグループ・シェアード・サービス・センター・クアラルンプール(GSSC KL)にて、以下の世界環境週間イベントを開催:「オフィスのエコ化(Green the Office)」コンペ
パンダン・ポット・プーリの実演 リサイクルバッグの
クリエイティブデザイナー・コンテスト
エコ酵素の実演&トークショー
3. クアラルンプール・マラソン2010 - 「ラン・フォア・グリーン」
4. ビーチ清掃プログラム  
  • 滝清掃
3月
  • ビーチ清掃 – アヴィロン・ポート・ディクソン
8月
  • 河川浄化のための、泥食性微生物活動を推進するEMマッドボール・プロジェクトに着手 – オフィスでの試行
  • ビーチ清掃 – バツ10ポート・ディクソン
11月
  • 承認取得 - 泥食性微生物活動を推進するEMマッドボール。11月14日に始動予定
5. タウンホール式典 9月
  • ゴー・グリーン、2010年に向けたボランティアの署名
  • ブランド品ランチボックスおよびリサイクルバッグとの交換により、リサイクル可能物資の持ち込みを促進
6. 人材募集推進プログラム 10月
  • 100人からなる「ゴー・グリーン・レンジャー」をグループ・シェアード・サービス・センター・クアラルンプール内に常設
7. マレーシアの環境プログラムについての、英国高等弁務官事務所へのプレゼンテーション 11月
8. 植栽プログラム  
  • パート1 - 世界環境週間中
6月
  • パート2 - 11月13日
11月

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2009年度年次報告